REIICHIRO featuring SHERPA
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9月5日
10時にホテルをチェックアウトした。 地図を拡げ、近場で面白スポットをさがした。 桂浜が近くにあることを発見し、そこで時間をつぶすことにした。 桂浜方面に向かったが、海を30分ほどボーっと眺め、結局桂浜には行かなかった。 次に高知城に向かった。 あまり城には興味がないのだが、せっかくなので無料で入れるところまで見学させてもらった。 城を見終え、高知近辺を周遊した。



9月5日〜9月7日 サークル夏合宿



9月7日
本来なら、7日から四国一周ツーリングをしていたのだが、あいにく台風が直撃してしまい、合宿の宿泊ホテルでもう一泊することに。 改めて台風の脅威を知った日であった。 バイクで出ていたら確実に事故っていただろう・・・。

9月8日
台風が無事去り、とてもきれいな青空。旅立ちにふさわしいソラアイであった。 シェルパの暖機運転を十分にして、高知を起点に反時計回りの四国一周への旅に出た。 まず、シェルパを満腹にして、今まで観光らしいことをしていなかったなぁと思い、竜ヶ洞を見ることにした。 一人で行ったにもかかわらずおばちゃんが洞内を案内してくれた。 その日、竜ヶ洞の係員の人たちはよっぽど暇だったようだ。

竜ヶ洞観光を終え、旅に戻る。 とりあえず、自分にはやらなければならない任務があった。 それは、鯨料理を食べること。 「絶対鯨を食ってやる!!!」と、胸に秘めキラメッセ室戸という道の駅へ向かった。 はやる気持ちをおさえ、鯨刺身定食を注文。 いざ、食べてみると食感的には「牛肉とマグロの刺身を足して2で割った」ような感じだった。 値段は少々張ったがとてもおいしかった。 めったに食べられないものを食べるのも旅の醍醐味のひとつだ。

鯨料理を無事に食べられたので、この日の任務は終わった。 あと、やる事と言えばとにかく走りまくる。 走りまくった結果、徳島県鳴門市まで行けた。 一晩泊まって渦潮を見ようと思ったのだが、泊まれる場所が見当たらない。 仕方ないのでドライブインのベンチに横になって夜を明かそうと思ったが、 人に見られるのと蚊に刺されてめちゃくちゃかゆいのと地元の友達に「変な人に襲われたらどうするの!?」 と心配されてしまったので、夜な夜な泊まれそうな場所を再び探しに出た。 人生初の野宿は2時間足らずで幕を閉じた。 徳島空港に泊まろうか、無人駅に泊まるか、結局どちらにも泊まらずスーパー銭湯で一日目を終えた。

9月9日
大学生になる前、合宿免許のために徳島の教習所に滞在していた。 そのときの教習所に遊びに行ってあわよくばタダ飯をいただこうと企んだが、 完全にその教習所の場所を忘れてしまったので、その企みは未遂に終わった。

そんなことを考えながらスーパー銭湯を出てシェルパのエンジンをかけ、出発したとき、悲劇が起きた!? バチンバチンと大きな音がして、何事だ!? と思って見てみると、なんとフロントホイールのスポークを2本折ってしまっていたのだ!! 原因はすぐに分かった。前日に100円ショップで買ったワイヤーロックをはずし忘れて発進してしまったのだ。 折れたスポークを見た第一声は「新車なのに・・・」。 落ち込んで走っていると事故りやすいので、すぐに気持ちを切り替えた。 車載工具を取り出してスポークの処理をした。そして「アクシデントがあって何ぼの旅よ!!」 と自分を奮い立たせて出発した。

香川県に入り、愛車のODOが900kmを越えたのでオイル交換をしてくれそうな場所を探し始めた。 ぜんぜん見当たらないのでダメ元でオートバックスに行ってお願いしたらOKとのこと。 早速オイルを買い、交換してもらった。 待っている間にスタッフのお姉さんとツーリングについて語り、他のお客さんのおじさんとも話をした。 ここでも「どこから来たの?」「川崎です。」「川崎って明石のほうの?」「・・・。神奈川県の川崎です。」 どうやら四国では自分の生まれ故郷(川崎市)よりシェルパの生まれ故郷(川崎町)の方がメジャーらしい・・・。 無事にオイル交換も終わり、出発した。


この日は滝宮という道の駅で超珍しい食べ物を食べた。 それは「さぬきうどんアイス」。 アイスの中にうどんのコマ切れ上のものが入っていてもちもちした食感で、味もどこかうどんツユっぽい味だった。



暗くなってきたのでさっさと宿探しを始めた。 この日はすぐに宿が見つかった。 宿にチェックインする時にフロントのおっちゃんが、「おぉ、川崎から来たんだぁ。 私も昔、川崎の登戸の辺りに住んでいたんですよ。 もう向ヶ丘遊園地はつぶれちゃったんでしょ?」と、川崎市の超ローカルなことを話してきた。 「(この人は本物だ!!)そうなんですよぉ、あの遊園地には思い出がたっくさん詰まっていたのでつぶれてほしくなかったんですけどねぇ。」 等と地元話に華を咲かせて長く語り合ってしまった。 こんな旅先でかつての川崎市民の方に会えるとは、やはり旅というのは素晴らしい。 この日はその感動を胸に一日を終えた。

9月10日
この日は朝から天気が悪かった。 出発してから間もなく雨が降ってきてしまった。 カッパを着ていなかったのでずぶ濡れ状態になってしまった。 スタンドに寄ってガソリンを入れてると、スタンドのお姉さんが「屋根のあるところでカッパ着ていきなよ。」 と、言ってくれた。 お言葉に甘えてカッパを着て出発。 しかし、すぐに晴れてしまった。 この道中では、着ると晴れる・脱ぐと降る、というパターンが多々あった気がする。

この日は何事もなく、愛媛県八幡浜市まで走った。 市街に入ってすぐに民宿が見つかったのでそこに泊まることに。 個人経営らしくおばちゃんが一人で切り盛りをしているようだった。 民宿の造りも、階段が2箇所3箇所とあり不思議な造りをしていて、どこか懐かしい雰囲気をかもし出していた。

荷物を置き、ひと段落してから晩飯を食べに出た。 宿に戻るときに、この地域の名物「じゃこ天」なるものを買った。 味・食感ともに静岡の黒はんぺんに似ていた気がした。

宿に戻り、昔チックなお風呂に入り、この日を終えた。

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